自問自答の開錠作業
開錠作業をやり始めてもう13年以上になりますが作業時にプレッシャーというか焦りを感じて手が震えることがあります。
精神的な問題なのですがそんなシュチエーションは突如としてやってきます。
お子様が閉じ込められていて消防車、救急車が到着していて、その中で「何分で開くの?」と消防の方にプレッシャーを掛けられながらやる作業は覚悟を決めてきているので実はものすごく落ち着いてます。
まぁそうなったのは数年経ってからなんですけどね。
この間、レンガ倉庫で珍しい車種を担当したのですが作業前に「前やった時に鍵屋さんは数分で開けたよ~」と一言。
当然、こちらとしても数分ではなく数十秒で開けてやる~と頑張ってしまうのですが…開きません(涙)
と同時にものすごく思考回路が働いて
『前回はどうやって開けたのか?
数分で開けた?
凄腕の鍵屋さんだな…
今もう数分経ってるよな?
さて…開けられるのか?
やばい手が震えてるし…
と業者さんとの比較を言われるとG隊員的に非常~に弱いということが発覚しました。
普段は「すごいね~早いね~」とお褒めの言葉を頂く機会が多いだけに実は、ものすごく打たれ弱いじゃんオレ…』
という思考が作業中に駆け巡り…
弱いG隊員を発見すると手の震えが収まり開錠に至ります。
人は弱さを受け入れてることで平常を保つのですね。
自問自答でしたが日々勉強です。